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my girl

 

2人で1人の女の子を取り合うイメージで作り上げられた有岡くんと山田くんのユニット曲、my girl。

 

聞けば聞くほど、胸の奥がギュッと締め付けられて苦しくなる...。2人の声が作り上げる透明感のある世界の中に切なさがじわっと滲む、すごく素敵な曲だなと感じました。

 

私はどんな曲でも、自分なりに世界観を知りたくて、聴く時に目を瞑って、その曲の情景をイメージをしながら聞きます。

曲調や歌詞の内容、歌い手の歌い方からイメージを膨らませて、自分なりにその曲を噛み砕いたものが、頭の中で映像として自動再生される。いわば、オリジナルMVを再生しているような感じですかね。

 

せっかくなので、今回はmy girlを聞いた時に自分の頭の中に浮かんできた情景を書き残しておこうと思います。

あくまで個人的な想像です。ご了承ください。

 

まず、登場する3人の関係は、幼馴染。

山田くんが歌うパートの男の子は、ヒロインの女の子と、小さい頃から兄妹のように育てられた幼馴染。

有岡くんが歌うパートの男の子は、2人の仲に後からスルッと自然に入り込んで、仲良くなった幼馴染。

山田くんが幼稚園からの幼馴染だとしたら、有岡くんは中学から仲良くなった幼馴染って感じかな。

 

(以下、山田くんと有岡くんを主語にして話を進めます。)

 

冒頭の部分で、〝Give it up, Give it up, yeah    I  let you know she's my baby 〟(諦めろ、諦めろ。あいつは俺のものだって教えてやるよ。)と牽制し合う2人。

 

そして、山田くんのパートが始まります。

少し意訳してニュアンスで書くと、〝なんて言おうとも 何にも変わらないさ、彼女は俺のものだから。渡しはしないよ。〟となります。

それに対して、有岡くんが〝知ってるだろ、彼女と僕の関係を。分からないの?邪魔は出来ないよ。〟と歌い返す。

 

ここの部分から、先ほど書いた情景を想像しました。

きっと山田くんは、彼女と強い絆で結ばれてる自信があるのだろう...と。特に、〝何も変わらないさ〟に自信を感じます。だから、有岡くんよりも、昔から強い絆で結ばれている幼馴染の役を与えました。

 

一方で、有岡くんには彼女の幼馴染のみならず、現在の彼氏の役も与えようと思います。山田くんに対して、有岡くんのフレーズの方が、彼女との現在の関係からくる自信を感じたからです。

 

幼馴染で仲の良かった3人。

元々、彼女は山田くんのことが小さい頃から好きだった。けれど、ずっと想いを伝えることは出来ず、2人はすれ違っていった。何らかの事情で、山田くんだけが2人と離れて別の環境に行ってしまい、疎遠になった。

 

山田くんに思いを伝えられなかった後悔と切なさに打ちひしがれる彼女。そんな彼女にずっと寄り添い、優しく支え続けたのが、有岡くんだった。その優しさに彼女はだんだんと心惹かれ、2人は付き合うようになった。

 

そんな矢先、大人になった2人の前に再び現れたのは、忘れられるはずもない、もう1人の幼馴染の存在。

 

久しぶりの再会に、山田くんと彼女の距離はグッと縮まってゆく。とっくに胸の奥にしまいこんだはずの過去の淡い恋心が、彼女の心の中に再び顔を出し始める。そして彼女は、どんどん2人の間で心が揺れてゆく...。

 

山田くんと彼女は、幼い頃から、お互いに1番近くにいた存在であり、お互いがお互いにとって特別な存在。だからこそ、どんなに時が経ったとしても、お互いに特別な存在であることは〝何も変わらないさ〟と自信を持って言い切れる。

 

一方で、〝知ってるだろ、俺たちの関係を。分からないの?〟と、まるで現状を見るように促すかのようなフレーズは、現在、彼女の大切な人のポジションを獲得しているからこそ出るフレーズなのではないでしょうか。

 

その後に来る山田くんの、〝僕たちは離れない〟とゆうフレーズは、“ 空白の時間なんて関係ない。僕たち(の心)は離れない ”とゆう意味に感じます。

 

〝誰よりも近くで 守ると決めたんだ〟は、山田くんが幼心に誓った決意。

〝いつまでも she is my baby〟の、〝いつまでも〟の部分は、単なる未来への進行形ではなく、彼女と出会ったあの時から未来へ向かう〝いつまでも〟。

 

〝あの眩しい笑顔をただ見ているなんて出来ないから〟とゆうフレーズは、山田くんに恋する彼女のキラキラした笑顔に、ずっと密かに想いを寄せ続けていた有岡くんの心の声。そのキラキラした笑顔をいつか自分にも向けてほしい、ずっとそう願ってきたのかな。

 

山田くんの歌う〝今引き寄せよう〟は、空白の時間によって離れてしまった彼女の心を、もう一度自分の方へ引き寄せたいとゆう想い。

〝listen up she is my...〟(ちゃんと聞けよ!彼女は俺の...)と歌う有岡くんの抗議の声さえも振り払って、彼女への気持ちは高まっていきます。その山田くんの気持ちの高まりをあらわすかのように、サビに向かって、曲は盛り上がりを増していきます。

 

そんな高まりを受けて始まる〝もう誰にも渡しはしない〟とゆうユニゾンの大サビ。

2人の想いは本質的なところでは同じだけど、それぞれの立場に立つと、少し意味が変わって来るのかなと感じました。

 

山田くんsideだと、もう他の男(有岡くん)に渡したくない。奪い返して、自分のものにしたいとゆう決意の表れ。有岡くんsideだと、やっと手に入れたこのポジション。今の幸せを、誰にも壊させない。とゆう決意の表れ。

 

それぞれの立場で考えると、〝攻めと守り〟の微妙なニュアンスの違いがあるのかなと感じました。だけど、根底にあるのは、〝彼女は俺のものだ〟とゆう同じ想い。ユニゾンでそのフレーズを歌うことで、心の底のどこかリンクする2人の想いが、重なり合ったように感じます。

 

〝そんな言葉いくら並べて〟〝揺らぎはしない〟〝僕達は変わらない〟の所からも、現在の有岡くんと彼女は、強い絆で結ばれていることが感じとれます。ここも、有岡くんに現在の彼氏役を当てはめた理由の1つです。

 

〝あの瞳 覗けばわかるでしょ?〟〝嘘はつかないよ her eyes〟のフレーズから、山田くんは彼女の心が揺らぎはじめていることに気づいているのでしょう。

それくらいのこと、彼女の事をずっと見てきたお前なら分かるはずだよね?とゆう有岡くんへの圧も、少しだけ言葉の裏に感じられます。

 

 

〝一目見た時から 気持ちは揺るがない〟 は、幼い頃に初めて彼女に会った時から、今までずっと彼女だけを想ってきた彼の一途な想い。

その後の〝そばにいたい 守りたい  誓えるよshe is my baby〟は、初めて彼女に会った時の自分に想いを馳せつつ、大人になった今、改めて誓った想い。

 

個人的に、Bメロは1番で過去を歌っているのに対して、2番では現在の想いを歌っているのかなと思いました。

 1番では、〝誰よりも近くで 守ると決めたんだ〟と過去形で歌われているのに対して、2番では、〝そばにいたい  守りたい〟と現在形で歌われている。

そのため、1番は幼心に誓った “ 過去の誓い ” なのに対して、2番は過去の誓いに想いを馳せつつ、大人になった今、さらに強く願った “現在の誓い” とゆう対比で描かれてるように感じました。

 

そのあとに続く、有岡くんのパートも、1番では〝あの眩しい笑顔をただ見ているなんて出来ないから〟と、一歩引いて見た第三者目線から歌われているのに対して、2番では〝誰よりも彼女のそば 弾む笑い声聞いていたいから〟と、1番よりも一歩内側に入って、より近い存在からの目線で歌われているように感じます。

 

自分が知り合うよりも、ずっと前から仲の良かった2人の絆の深さに、少しだけ引け目を感じて、一歩引いて見ていた過去。そして、やっぱり見ているだけは嫌だと自ら一歩踏み出して、やっと手に入れた現在。

 

 この目線の違いから感じられる距離感の変化が、有岡くんと彼女が共に過ごしてきた時間の長さを物語っているように思えます。

 そんな2人の歩んできた時間を分かった上で、相手の言葉を遮るように歌われる山田くんの〝諦めはしない〟とゆうフレーズ。絶対に諦めたくないとゆう彼女への想いの強さを感じます。

 

 

そして再び、ユニゾンのフレーズ。

1番のユニゾンは〝攻めと守り〟の対比と表現しましたが、2番のユニゾンは〝彼女との距離〟の対比のように思えます。

 

彼女の側にはいられなくても、ずっと彼女の事を想い続けていた山田くん。そして彼女の隣で、日々、想いを募らせ続けた有岡くん。

彼女と過ごした時間の長さや距離は違えど、彼女を想う気持ちは同じ。ユニゾンでこのフレーズを歌うことによって、再び、どこかリンクする2人の彼女への想いが重なり合います。

 

続いて始まる有岡くんのパート。

〝渡しはしない〟 〝そうなんて言おうがきっと一緒  誰も邪魔は出来ないこのdistance〟と山田くんへの牽制のフレーズが次々と並びます。

極め付けに、〝どれだけ足掻いたって変わりはしない〟とゆうフレーズ。ここにきて、今までずっと冷静だった彼の攻撃的な一面を垣間見た気がします。

 

ここまでのフレーズはどれも、〝邪魔は出来ない〟〝揺らぎはしない〟〝僕たちは変わらない〟といった、相手からの言葉に動じずに、言葉を返しているものばかり。

そこに突如投げ込まれた〝足掻く〟とゆう言葉。なんだか少し攻撃的で、今までの彼の言葉とは違う印象を受けました。

 

山田くんの彼女への想いの強さに、焦りや不安が募り、感情が露わになったのかな...と初めは思ったのですが、そうではなく、これまでの有岡くんのフレーズは全て、自分に言い聞かせていたものだったのではないか...と思いました。

 

“自分と彼女の築いてきた関係はそんなに簡単に崩れるものではない、だから大丈夫。” と言い聞かせる言葉の裏にはきっと、彼女を取られてしまったらどうしよう...とゆう不安と焦燥感が渦巻いていたのでしょう。

 

ずっと2人をそばで見てきた彼だからこそ、山田くんと彼女の絆の深さを知っている。もちろん、過去のものとして必死に心の奥に押し込めた、彼女の山田くんへの想いの強さも。

 

だから、自分に言い聞かせるように闘っていないと、不安に押し潰されそうになる。自分が彼女と長い時間をかけて、やっとの思いで築き上げてきたものを、一瞬で奪い去られてしまいそうで...。

 

きっと、彼女の心の中には、まだ “あいつの存在”  がある。彼女にとって、いつまでもあいつは、 “ 特別な存在 ” 。そんなこと百も承知で、それでも彼女のそばにいたいと思っていた。でも、彼女との時間が幸せすぎて、忘れていた。気付いたら、いつの間にか前よりも欲張りになっていた。

 

______〝僕だけを見て〟

 

有岡くんの歌声には、切なさとともに悲痛さも含まれているように感じました。幸せな夢から醒めるように、目を背けていたものと再び向き合わなければならなくなった彼。

“ 他の男のことはもう考えないで。僕だけを見て。” そんな彼の悲痛な心の叫びが、このフレーズに凝縮されているのだと感じました。

 

一方で、全く同じフレーズを歌う山田くんの歌声は、切なさを滲ませつつも、有岡くんよりもどこか少しだけ余裕を感じられる、甘く縋るような声。

有岡くんは、彼女の存在を失う怖さが含まれる一方、山田くんは、失うものは何もなく、怖いもの知らずな状態。この2人の歌声に感じる微妙な違いから、そんな気持ちの違いをイメージさせられました。

 

 

1回目の〝僕だけを見て〟は、“ よそ見をしないで。”

2回目の〝僕だけを見て〟は、“ こっちを向いて。” 

誰かが入りこめる隙間もないくらいに、彼女の心のすべてを自分でいっぱいに満たしたい有岡くんと、彼女の心に少しでも入りこみたい山田くん。同じフレーズでも、歌い方で微妙に伝わってくる感情が違うように思いました。

 

 

そして最後に再び、極めつけのユニゾン

〝どんな時も変わりはしない  forever&ever ずっとshe's my girl 〟

両者、一歩も譲らずに曲は終わりを迎えます。

 

 

作詞者や歌い手が、どこまでストーリーを考えてこの歌を作ったのかは分かりませんが、あくまで個人的に抱いたイメージの備忘録として、このブログに書かせていただきました。

 

ライブの演出を見ると、またイメージも少し変わるのかな?と思ったので、その前に書き留めておこうと思いまして...。

 

もし、ここはこんな風にも捉えられるよ!とか、私はこんな風に思ってました!などあれば、是非私にも教えてください(*´꒳`*)